2006年10月 2日 (月)

ごまちゃんは首がないのか

月齢八ヶ月を過ぎ成長を続けるごまちゃんですが、首だけは短いままになっています。

Dscn1111ごまちゃんの首は、なぜかずんぐりむっくりでスラリとしたところがありません。スコティッシュフォールドの特徴なんでしょうか、胴からすぐに頭がつながっているため、首の部分が見当たらないのです。そのため、与之吉女房はごまちゃんのことを「猫界の村上龍」と呼んでいます。村上龍くらいの才能があればよいのですが、ごまちゃんの特技は眠ること。きょうも短い首をさらにすくめて洗面所のボウルでおやすみです。

与之吉「ご隠居さん、遅くなりましたが今月の家賃持って来ました」

ご隠居「ごぶさたじゃないか。ごまは元気かい」

与之吉「最近のごまは首がないんで困ってるんですよ」

ご隠居「何!誰かに首を取られたのか」

与之吉「取られたんじゃなくて、首が短いって話で」

ご隠居「驚かすんじゃないよ。昔から首ってのは、『頭』の意味で使うんだよ」

与之吉「そりゃ、ご隠居が小さいときはそうだったかも」

ご隠居「もっと大昔からだよ。斬首とか首実検とか言うだろ。決して頭は使わんぞ」

与之吉「ご隠居さん、首で何か実験でもしてたの?」

ご隠居「バカ言うな。戦国時代には敵の大将を倒しても、影武者だったりすることが多かったんだ。そこで討ち取った首が本物かどうか実物を見極めるのが首実検だ」

与之吉「いやいや、物知りだねえ、頭が下がる。そいじゃ、また」

ご隠居「おい、与之吉。家賃を持って来たんじゃないのか」

与之吉「ああ、忘れてた。ほら、あげる」

ご隠居「あげるってことはないだろ。どれ、中味は、と…。おい、与之吉」

与之吉「足りませんか」

ご隠居「福澤諭吉の首がひとつ少ない」

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2006年9月25日 (月)

ごまちゃんとカエル王国の陥落

ごまちゃんの出現は与之吉家のカエルグッズにとって脅威だったのであります。

与之吉家は俗に言う「カエラー」です。少し長くなりますが、「はてなダイアリー」から引用させていただくと…

カエラーとは、蛙(カエル)が好きな人間の総称。ひとくちにカエラーと言っても、その実態は多岐にわたる。①両生類としての生きたカエル(ナマ系と呼ぶ)が好きで、観察・写真撮影・飼育などに熱中する人々。②カエルのぬいぐるみ、置物、アクセサリーなど、いわゆるカエルグッズを集める人々。③カエルのイラストを描いたり、フィギュアを作ったりする人々、などなど。これらは全て「カエラー」の行動であり、その各要素は単独に存在するものではなく、ひとりの人間の中に複数の要素として混じり合っているのが普通である。

「混じり合っているのが普通ならうちは異常なのかも?」と思ったりもしますが、与之吉家は②に相当する「カエラー」なのです。食卓には、リバティプリントのカエルを中心にして、旅先の各地で買い集めたカエルグッズが並んでいました。

Rscn1126 ところが、半年前にごまちゃんが与之吉家に登場してからは、先住民たるカエルグッズにとって受難の日々が始まりました。食卓にのぼるようになったごまちゃんは、カエルの置物を前足ちょいちょい攻撃で次々に床に落とし始めたのです。周辺を多くのカエル兵で固めていたリバティガエルもついに防御網を破壊され、降伏を余儀なくされました。
カエル王国を陥落させたごまちゃん、早速リバティガエルを従え記念写真に納まります。歓喜に沸くごまちゃん軍をよそに、特にカエラー度の高い与之吉女房は、カエルグッズを飾れない日々にため息をつくのでした。

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2006年9月18日 (月)

ごまちゃんのはみだし人生

寝床の定まらないごまちゃんですが、専用のベッドからははみ出す始末です。

ごまちゃんがやって来る直前の与之吉家は、ごまちゃん迎え入れ準備に大わらわでした。中でもごまちゃん専用ベッドをどうするかが検討課題になり、無地でコットン素材の丸ベッドに決めたのですが、気に入ったサイズがありません。そこでわざわざペットショップで取り寄せてもらい購入したのでした。
しかし、与之吉家に来たごまちゃん、とにかくどこで寝るかはその日の気分次第。丸ベッドには見向きもせず、椅子や洗面所でジプシー暮らし。ついに丸ベッドはお蔵入りになってしまいました。

Dscn1116 けれども、最近やっと涼しくなり、ごまちゃんも丸まって眠るようになってきました。そこで与之吉女房は丸ベッドを押入れから取り出し、タワーの下に置いてみました。すると、どうでしょう!のったりとやって来たごまちゃんが丸ベッドに腹這いになったのです。半年がかりで念願かなった丸ベッドでしたが、取り寄せした甲斐もなく、デカくなったごまちゃんのお腹の一部しかのりません。「ごまちゃんに気に入られれば役立たず」。少しむなしい秋の訪れでした。

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2006年9月10日 (日)

ごまちゃんの抜け毛は続く

残暑が続きますが、ごまちゃんの抜け毛はなかなか終わりを見せません。

ごまちゃんの抜け毛が目立つようになったのは6月くらいのこと。ごまちゃんの首から背中を撫でているといつの間にかお尻のあたりに抜け毛がごっそりたまるようになったのです。それ以来、ペットショップで購入したブラシで抜け毛をこそげとったり、ごまちゃんがブラッシングを嫌がるときは、手を櫛がわりにして、抜け毛の始末をしていました。
以前、犬を飼っていたことのある与之吉の経験では、抜け毛は夏毛と冬毛に生え変わる春と秋に大量に発生し、でも生え変わってしまえばあとはほとんど抜け毛は見られなくなるはず。でも、ごまちゃんは特異体質なのかまだ大人になっていないからなのか、夏のあいだじゅうずっと抜け毛が続くのです。
こんなに抜けていいのかな、とも思いますが、どう見ても精神的な脱毛ではなく、ごまちゃんのふさふさの身体からは艶のある毛が溢れんばかりに生え揃っています。そんなわけで、きょうも与之吉はごまちゃんを撫でるたび、ゴミ箱を横にして、こそげとった毛を捨て続けるのでした。

Dscn1048 与之吉「ご隠居さん、最近ずっと抜け毛がひどくて困ってるんですよ」

ご隠居「ひどいってどれくらいだい」

与之吉「手で梳くとごっそりと取れるくらい」

ご隠居「そりゃいかんな。そろそろ育毛剤を使わないとわしみたいになってしまうぞ」

与之吉「いや、育毛しなくても毛は十分にあるんで」

ご隠居「十分にあって、なんで抜ける」

与之吉「だって猫だから」

ご隠居「なんだ、ごまのことかい。お前の毛が抜けるのかと思って心配してしまったよ」

与之吉「私の毛は抜けてませんって。まあ、女房からは頭のネジが一本抜けてるってよく言われるけど」

ご隠居「確かにお前は気の抜けたビールみたいな奴だからなあ」

与之吉「そういうご隠居さんだって、髪の毛も歯も抜けてるじゃありませんか」

ご隠居「髪の毛と歯だけじゃないぞ」

与之吉「これ以上何が抜けたの?」

ご隠居「ホラー映画を見て腰が抜けた」

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2006年9月 4日 (月)

ごまちゃん、噛むわ噛むわ

ごまちゃんは電源コードが大好きで、いつもはぐはぐと噛んでしまうのです。

ごまちゃんの歯は2ヶ月ほど前に永久歯に生え変わりました。当時、乳歯が自然と抜け落ちるのを知らなかった与之吉女房は、ごまちゃんの口から歯がポロリと出てきたので「歯が欠けてしまった!」とびっくり仰天。その歯を拾い、大切にラップに包んで、獣医さんのところへ相談に行きました。
乳歯が抜けただけと聞いで安心する与之吉女房の前で、獣医さんは「生え変わる時期ですからね~。あ、この歯捨てていいですか」と、ラップにくるんだ乳歯をいとも簡単にゴミ箱に捨てたのでした。

そんなごまちゃん、今や見事な牙状の歯でなんでもかんでもはぐはぐと噛むのが好きです。最近、はまっているのが、電源コード。ナイトランプのコードを手始めに、ビデオとテレビをつなぐコードやテレビのアンテナケーブルもお気に入り。前歯がかみかみしたあと、奥歯でぐにぐにと噛んでいきます。ごまちゃんのせいで、次第にコードを覆うビニールがボロボロ化し、危険な状態になってきました。
そこで、与之吉がホームセンターで買ってきたのは、蛇のような形のビニールカバーと絶縁テープ。不思議な顔をして作業を見守るごまちゃんの前で、与之吉はそのらじゅうのコードを全部カバーとテープで覆ってしまいました。
白いカバーで太くまとめられたコードを前にしたごまちゃん、以前と同じようにカブリと噛みつきましたが、うまくかみかみ出来ません。ならばと奥歯でぐにぐにしますが、カバーの弾力でかみ合わせられない様子。コードが大好きだったごまちゃん、またひとつイタズラの楽しみを奪われたのでした。

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2006年8月28日 (月)

ごまちゃんと氷の音色

暑い毎日が続きますが、ごまちゃんは、氷が奏でる涼しげな音に敏感に反応しています。

Rscn1077 与之吉家では冷たいお茶に氷を入れて飲むことが多いのですが、ごまちゃんは氷の音色が大好き。すぐに跳んでやってきます。
まず、冷蔵庫から氷を取り出す音。氷がぶつかり合う「ガザザザッ」という音がすると、すぐに冷蔵庫の前に走ってきます。氷をグラスに入れお茶を注ぐと「カランカラン」と涼しげな音がしますが、それもごまちゃんはお気に入りの模様。不思議な顔をして耳を後ろにそらしながら、グラスに鼻をくっつけてきます。
そんなごまちゃんに大サービスしてあげようと、ごまちゃんの水飲み皿に氷を入れてあげました。水に浮かぶ氷をじっと眺めるごまちゃん、これがあの音源だとわからないのでしょうか、見つめながら触ってみようか、触るまいか迷っているうち、氷は融けてしまいました。しかし、融けたということがよくわからないごまちゃん、姿勢も乱さず一心に水を見つめ続けるのでした。

与之吉「ご隠居さん、こんちは。まだ暑いですね」

ご隠居「おお、与之吉か。どうだ、うちでかき氷を食べながら将棋でも指さないか」

与之吉「いいですね。かき氷って何となく懐かしいですね」

ご隠居「そうだな、昔は大きな鉄製の氷削機でザクザク作っていたな」

与之吉「海の家に、青い波模様に赤字で氷ってのぼりが立ってね。ところでご隠居さんち、かき氷器みたいなのはあるんですか」

ご隠居「道具はないが氷は寒いくらいたくさんあるぞ」

与之吉「寒いくらいって?」

ご隠居「わしが小噺をするたびにかみさんが寒い寒いというくらい」

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2006年8月22日 (火)

ごまちゃんのパニック事件

ほんのちょっとしたイタズラから、ごまちゃんが大パニックにおちいる事件が発生しました。

いつものようにごまちゃんがビニール袋で遊んでいたときのことです。袋の中に入ろうとしていたごまちゃん、ビニールの取っ手のところに無理やり首を突っ込もうとしたようです。取っ手が首に引っかかり、もがくうちにビニールが目隠しのようにごまちゃんの顔を覆ってしまったのです。急に視界がなくなったごまちゃん、パニックにおちいり、猛然と走り出しました。ビニール袋を帆のようにふくらませながら、部屋の中をあちらこちらに急発進。ベランダ側の窓にぶつかり、その拍子にやっと視界が戻り、袋から抜け出しました。
与之吉女房がパニクったごまちゃんを抱きかかえて、慰めます。何気なく与之吉が落ちていたビニール袋を拾ったら、その音に反応したごまちゃん、与之吉女房の腕に思い切り爪を立て、おののきました。おかげで与之吉女房の腕は血だらけになってしまいました。

あんなに好きだったビニール袋遊びもこれきりと思われたごまちゃん、実は、翌日には飽きもせずゴミ袋に頭を突っ込んでなにやら物色中。忘れっぽいのか豪胆なのか、とにかくごまちゃんは後を引かない性格なのでした。

Dscn1067

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2006年8月14日 (月)

ごまちゃんのまだまだ夏バテの巻

立秋を過ぎたとは言え、真夏のお盆の真っ只中、ごまちゃんの夏バテはまだ続いています。

Rscn1035

与之吉家の床はカーペット敷きなので、ごまちゃんの抜け毛が気にならなくて良いのですが、ごまちゃんにとっては夏バテの要因になっているようです。自然とカーペットを避けるごまちゃん、板張りのキッチンに仰向けになり、ほんの少しひんやり気分に浸ります。そして、猫の本に書いてある通り、放熱作用があるからでしょうか、おなかを丸出しにして大股開き。お行儀なんてかまってられません。
普段は非常に安定感のある食欲も、ここ数日、乱高下しており、予断は許されません。ごまちゃんの夏バテは当分続きそうです。

ご隠居「与之吉や、お盆は帰省しないのかい」

与之吉「うちのごまに寄生虫はいない」

ご隠居「虫のことじゃなくて、故郷に帰るかってことだよ」

与之吉「ああ、薮入りですか」

ご隠居「うん、まあ、そうとも言うが、ちょっと違う」

与之吉「何がどう違うんです?」

ご隠居「藪入りってのは奉公に出ている丁稚が一年のうち正月と盆の二回だけ、実家に帰るのを許されることを言うな」

与之吉「自分で言っといて何ですが、なんで『藪入り』ってんですかね」

ご隠居「昔の故郷と言えば草多いところがほとんどだ。それで藪入り」

与之吉「うちの実家は街の真ん中なんですけど」

ご隠居「今は至るところ開発されてしまったからね。藪にまつわる言葉も使わなくなってきた。『藪から棒』とか言わんだろ」

与之吉「藪医者ならいるよ。三丁目の内科医、ありゃヤブだね」

ご隠居「三丁目の医者ってわしの親戚のことか」

与之吉「えへへ、冗談ですよ。こりゃ藪蛇だ」

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2006年8月 7日 (月)

ごまちゃんの夏バテの巻

はじめて夏を迎えるごまちゃんですが、すでに夏バテの模様です。

Rscn1039 8月に入り気温が30度を超す真夏日が続いています。1月生まれのごまちゃんにとっては夏の暑さは初体験なのですが、長い梅雨の間、比較的過ごし易かったことの反動なのでしょうか、ここ数日の暑さにごまちゃんはグロッキー気味です。
与之吉家の中で涼しい場所を探しては、ぐでんと横になるごまちゃん。ひんやりした感触を追い求めて、与之吉女房の仕事机の上、キッチンの床、玄関のタイルなどうちの中をさまよいます。
そして、結局、落ち着いた先は洗面所のいつもの場所。しかし、ごまちゃん。よほどバテたのか、ついに洗面所のボウルに顔を突っ込み、身投げの格好のまま寝てしまったのでした。

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2006年7月31日 (月)

ごまちゃんは音楽が嫌い

Dscn0953 ごまちゃんはテレビの音は平気ですが、ステレオで音楽を鳴らすと驚いて逃げていってしまいます。

与之吉家ではごまちゃんのネコタワーが部屋の真ん中に置かれてあり、テレビを見るのも苦労するのですが、どんなにテレビがうるさくてもごまちゃんは気にせずタワーでのんびりしています。
あるとき、与之吉が久しぶりにCDでも聴こうと思い、プレーヤーにCDを入れるとごまちゃんが走ってきました。CDトレーが自動で動くのが不思議な様子です。そして、スピーカーを通じて音楽が鳴り出したそのときです。ごまちゃんはびっくりしたように両耳を立て、身体を伏せました。そして音楽が大きくなると、急いでトイレのある部屋へ逃げていったのです。
たまたまCDがドボルザークの「新世界より」で、重厚だったからでしょうか。それとも音の出どころが左右のスピーカーで聞き分けられなかったからでしょうか。テレビは大丈夫でも、ステレオが苦手なごまちゃん。以来、音楽嫌いなのかドボルザーク嫌いなのか、確かめる機会がないのが残念です。

ご隠居「与之吉、お前、クラシック音楽が趣味なのかい」

与之吉「いや、趣味と言えば寝ることくらいで」

ご隠居「でも、このスピーカーはなかなかだぞ。音がいいから買ったんだろ」

与之吉「そうそう、色がいいから買った」

ご隠居「スピーカーなのに色がいいからってことはないだろう」

与之吉「いえね、ご隠居さん。うちの女房ときたら家具は茶色系、しかも赤茶じゃなくてこげ茶色と決まってましてね。それで女房が選んだのがそのスピーカー」

ご隠居「でも、お前の女房は見立てがいいぞ。こりゃな、スペンドールと言って、イギリスはBBCスタジオで使用されておる名品だ」

与之吉「へえ~、スパンコールねえ」

ご隠居「スペンドールだよ。スペンサーとドロシーという夫妻が作ったんでスペンドールになったんだ」

与之吉「じゃあ、こっちも対抗して、ご隠居さんと私の二人で何か始めましょうか」

ご隠居「そうだな。そうすると、ブランド名は与之吉と隠居だから、『与之居』と書いて『よのんきょ』ではどうだ」

与之吉「変な名前ですね。それに『ん』はどこにもないけど」

ご隠居「ならば、私が先に出て『隠吉』にしよう」

与之吉「で、どんな商売を?」

ご隠居「もちろん、インチキ商売だ」

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